おすすめのスペイン映画をはじめ、ラテンアメリカなどのスペイン語圏の映画、そして音楽・ブランドなどもいろいろ。
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最も危険な愛し方

 

最も危険な愛し方は、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「天国の口、終わりの楽園」などの監督で、世界映画界の第一線に立つアルフォンソ・キュアロン監督のデビュー作。女たらしのトマスは、血液検査のときにもナースをナンパし、会社の女性上司もセックスアピールで懐柔する。ところが血液検査の結果エイズと判定されたのだが、実はもてあそばれたナースが復讐のために検査結果を改ざんしたのだった。絶望したトマスは自殺しようとするが…。

 

ええ、ハリー・ポッター作品を監督しちゃうなんて、バランスの取れた素質があったんですね。この作品を見て、なんだかアルモドバルの初期作品を見ているような感じだったので、王道に行くなんて笑。他にもルドandクルシなんていう面白い作品も作っています。彼だったんですね、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナをここまで有名にしたのは。

 

さて、この作品の感想ですが、まあとにかく日常では?(それとも日本では?)登場人物たちがありえないような人間性ばかりで正直ついていくのもうんざりしてしまうような設定ですが、古い作品でもあるので目をつむりますし笑、この作品に日本人が出てくるんですね。名前が私と同じタケシっていうんですが、素晴らしい演出なんですよ。本物の日本人だし、思わず苦笑します。そして、ヒロイン役のクラウディア・ラミレスという女優、91年当時は27歳ですか、美人(または息を呑むような演出)で、見ているこちらも主人公のようになるのがわかります。

 

 

 

原題 Sólo con tu pareja
監督 アルフォンソ・キュアロン
キャスト ダニエル・ヒメネス・カチョ、クラウディア・ラミレス
公開 1991年
製作国 メキシコ
言語 スペイン語、英語、日本語
レンタル DMM
ジャンル ドラマ
舞台(撮影) メキシコ・メキシコシティ
オススメ度 比較的

プロパガンダ・ゲーム

 

最近何かと話題の北朝鮮。私が自民党を支持する一つの理由も、拉致被害者の問題があって最も解決してくれそうな可能性が高いから。だって、自分の子供が拉致られて、政府機関以外何も頼りにできない状況って、悲しすぎる。なんで人を盗まれておいて、取り返しに行けないんだって普通に考えればおかしいでしょ。

 

さて、今回の作品はスペイン映画と言っても、スペインの監督さんが北朝鮮のことを映したドキュメンタリー。我々がアフリカのことを取り上げて映画を作っちゃうぐらいすごいことなんですが、実は北朝鮮の広告塔のような存在がスペイン人にいたんですね。これだけ北朝鮮のニュースを見ていながら、全く知らなかったんです。いや、きっと私だけじゃなくて。

 

そんな彼がいるからこそ実現したような映画。普段から右に寄ったニュースばかり見ているので笑、ここまで中立的な作品は非常に貴重です。もちろん、映像はほとんど全てと言っていいぐらい北朝鮮をよく見せようとして、催眠にかかってしまいそうなぐらい。でも、その鬱憤を様々な研究者が解説してくれています。

 

最後の言葉が響きます。どの国も経済が精一杯で北朝鮮の崩壊など望んでいない。むしろ望んでいるのは北朝鮮国内の国民だ、と。

 

 

 

原題 The Propaganda Game
監督 アルバロ・ロンゴリア
キャスト アレハンドロ・カオ・デ・ベノス・デ・レス・イ・ペレス
公開 2015年
製作国 スペイン
言語 英語・韓国語
レンタル Netflix
ジャンル ドキュメンタリー
舞台(撮影) 北朝鮮
オススメ度 比較的

ヤシの木に降る雪

 

忙しくて気持ちにゆとりなくて、久しぶりの更新です。今もゆとりないですが、重い腰を上げて笑

 

ヤシの木に降る雪は、1954年、スペインの植民地赤道ギニア。キリアンはフェルナンド・ポー農場で赤道ギニア人達の上官として働く。そこで出会った赤道ギニア人看護婦のダニエラ・ビシラと秘密の恋人になる。 そして2003年、父ハコボの死をきっかけにキリアンの姪クラレンスが赤道ギニアを訪れ自分のルーツを探す。

 

いいですね。ほんと。スペイン映画に出会っていなかったら、こんな作品拝めなかったかも、と改めて思います。タイトルにありますが、ヤシの木はまさに赤道ギニア(撮影はスペインのカナリア諸島またはコロンビア)、雪はスペイン北部アラゴン州かと思われます。ウエスカという地で撮影された模様。言語も、スペイン語に加えてアラゴン語、そしてブビ語なんていう初めて聞くのは、赤道ギニアのビオコ島に住む民族の使う言語なんだそう。

 

ストーリーとはあまり関係ないんですが、最近Netflixを契約しまして、そこで初めて見たスペイン映画。意外とスペイン映画充実してましたよ。普段はアメリカのドラマばっかり見てますけどね。

 

実は、この監督の作品を見るの、空の上3メートルその愛を走れに続いて3作目。いずれもマリオ・カサスというイケメン俳優の作品。もう3連チャンでいい作品。更に面白いことに、このマリオ・カサスがなかなかのやり手で笑、空の上3メートルの時はマリア・バルベルデという女優と付き合うキッカケになったんですね。そしたら今回、共演したベルタ・バスケスという女優と付き合っているじゃないですか!恋愛ドラマというのは、徹底的に気持ちが入るとそこにまた違うドラマがあるんですね〜。

 

そして、NHKでドラマとして放映され、日本でもよく知られることになった、情熱のシーラのアドリアナ・ウガルテ(アドリアーナ・ウガルテ)。ここでは、ワイルド・ルーザーなんかで紹介しています。そろそろ彼女の記事化ですかね。

 

さて、かなり脱線しましたが、予習無しと英訳で見た私はちょっと前後がよくわかんなくなっちゃったので、予習をしてからぜひ見てくださいね。今回の紹介動画は、エンディングとして流れるパブロ・アルボラン。ここのブログでもう何度も紹介しているスパニッシュバラードと言えば彼。最後まで堪能させていただきました。

 

 

原題 Palmeras en la nieve
監督 フェルナンド・ゴンサレス・モリナ
キャスト マリオ・カサス、アドリアナ・ウガルテ、ベルタ・バスケス
公開 2015年
製作国 スペイン、コロンビア
言語 スペイン語、ブビ語、アラゴン語
レンタル Netflix
ジャンル ドラマ
舞台(撮影) アラゴン州・スペイン、赤道ギニア(カナリア諸島・スペイン、コロンビア)
オススメ度 結構