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スリーピング・ボイス〜沈黙の叫び〜

 

女性の生きたフランコ時代。ふと古い作品でペネロペ・クルス主演の捕らわれた唇を思い出しました。今回は、肌黒のセクシーな演技派女優インマ・クエスタとテレビドラマにて活躍していたマリア・レオン。二人とも作品内で非常に魅力的な女性を演じていて惹かれました。彼らの純愛にも本当にため息が出ます。またこれは別の見方なんですが、共和国派の女性がすごいんですよ。同じスペイン女性かと思うぐらいデカイ人揃えて。徹底的に悪を演出していて、ある意味変な偏見入ってる気がしますが笑。

 

私、今までフランコ政権時代の作品を本当に数多く見てきました。今作はもちろん新しい作品だからというのもありますが、ブラック・ブレッドに並ぶか、個人的には俳優陣、そして演出等スペインの歴史上絶対に外せないフランコ政権下の最もおすすめする作品となった気がします。

 

スリーピングボイスのストーリーですが、夫と共に活動し収監された妊娠中の姉、オルテンシアを支えるため若いペピータは、姉の同志の母、セリアを頼ってマドリードに出てくる。 「マドリードでは、誰も信じてはならない」というセリアの紹介で共和国派シンパの元医師、フェルナンドの家でメイドの仕事を得る。フェルナンドの妻のアンパロは、共和国派に兄弟を殺害されていた。だが、ペピータが敬虔なカトリック信者であることを知り、雇い入れる。姉の件を内密にすることを条件に…。

 

スペイン映画を見る上で、フランコ政権時代は絶対に外せません。ぜひこの作品を皮切りに、おすすめします。

 

 

原題 La voz dormida
監督 ベニート・サンブラノ
キャスト インマ・クエスタ、マリア・レオン、マルク・クロテット、ダニエル・オルギン
公開 2011年
製作国 スペイン
言語 スペイン語
レンタル DMM
ジャンル ドラマ
舞台(撮影) マドリッド・スペイン
オススメ度 かなり

レイプ・オブ・アナ・フリッツ

 

レイプ・オブ・アナ・フリッツは、死亡した人気女優がレイプされたショックで蘇生するサスペンススリラー。アイドル女優、アナ・フリッツが急死し、その遺体を見ようと3人の若者が安置所に侵入する。まだ生きているような美しいアナの裸体を見た3人は、禁断の欲望に火が付き…。というもの。

 

アルバ・リバスは、人生スイッチで飛びぬけたキャラを演じていましたが、過去にさかのぼってみるとパラノーマル・エクスペリエンスでも出ていましたね。あの頃のイメージからするとかなり大人びて、そういえばという感じです。うーん、それほど魅力的な女優…なのかなと思ってしまい、今作の見どころとしてもイマイチかな…なんて(あくまでも個人的な意見です笑)。

 

というのも、手に汗握るほどのこともないし、この後どうなるんだろうなんて言う面白さも感じず、最後の展開は、「あ、そうなるんだ」というあっけない終わり方。その後どうなるんだろうなんて考える必要もない作品だし、これはもうスペイン映画典型のサスペンスとエロスのエンターテインメント映画でしたね。もっと好みの女優だったらなあ〜笑

 

 

原題 El cadáver de Anna Fritz
監督 エクトル・エルナンデス・ビセンス
キャスト アルバ・リバス、クリスティアン・バレンシア、アルベルト・カルボ、ベルナット・ソーメル
公開 2015年
製作国 スペイン
言語 スペイン語
レンタル DMM
ジャンル サスペンス・スリラー
舞台(撮影) スペイン
オススメ度 あまり

ネスト

 

ネストのストーリーですが、仕立て屋で生計を立てているモンセは、死んだ母と行方をくらました父に代わり妹を養ってきた。しかし、広場恐怖症となり家から出られなくなってしまう。美しく成長した妹がある日外で男と会っているところを窓から見たモンセは、妹をせっかんする。そんな中、モンセはけがをした同じアパートの住人カルロスを部屋で介抱することになり……。

 

まず、妹を演じるナディア・デ・サンティアゴは外見もそんなにかわいい?そして演技力も普通なんですが、マカレナ・ゴメス演じるモンセの演技力。素晴らしいの一言。気味の悪さが際立ってます。監督としてのアレックス・デ・ラ・イグレシアはかなりマニアックな演出をする作品が多い中、今回は製作として華を添えています。

 

ちなみに、原題であるムサラニャスとはトガリネズミたちという感じでしょうか。モグラとネズミを足して2で割ったような外見の動物です。英題はトガリネズミの巣。

 

私、エスターは見た記憶がないんですが、内容を調べていくとやはりミザリーの狂気に近い気がします。スペインの作品は設定を詰め込みすぎてしまう傾向があって、カルロスの設定をもっとシンプルにしてもよいかと思ったんですが、それを差し引いても最後のエンディングソングまで、十分楽しめる作品です。最後のどんでん返しも、展開がどうなっていくかに夢中で全く気が付かずでしたね。詳しくは下記ネタバレにて。

 

 

原題 Musarañas
監督 フアンフェル・アンドレス、エステバン・ロエル
キャスト マカレナ・ゴメス、ナディア・デ・サンティアゴ、ウゴ・シルバ、ルイス・トサル
公開 2014年
製作国 スペイン、フランス
言語 スペイン語
レンタル DMM
ジャンル ホラー・スリラー
舞台(撮影) スペイン
オススメ度 結構
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